<特徴>
クレソンはヨーロッパからアジアの温帯にかけて広く分布する多年草の水生植物で、繁殖力が旺盛なため日本国内でも水辺でよく見られます。クレソンの和名はオランダガラシやオランダミズガラシと呼ばれています。
横に這うように伸びて茎の途中から根を出しながら水深があるところでは水面に横たわるように浮いています。春には5~6ミリの小さな白い小花を茎の先に咲かせます。味はさわやかな苦みとピリッとする辛みが特徴です。

<育て方のポイント>
クレソンは日当たりを好みますが、冷涼な気候を好むため真夏の直射日光は避けましょう。
水切れしないように注意をして土で栽培する事もでき、水耕栽培も容易です。冬場に5度を下回らないように管理すれば、真夏や真冬を除きほぼ1年中収穫できます。環境が合えばとにかくよく育ちます。

真夏と真冬以外は2週間に1回程度、液肥を施すとよく育ちます。クレソンを土壌で栽培している場合は規定通りの倍率で、水栽培の場合は規定よりも薄めて施しましょう。

<用土>
有機物を多く含む土なら無肥料でも育ちますが肥料を施しておくと生育が早いです。